学校評価結果をもとに,各分掌で課題を検討し,改善策について全職員で共有した結果,以下の3点に重点を置き取り組んでいく。
1 「学力向上」を目指した取組の推進 「全国学力・学習状況調査」の結果並びに「埼玉県学力・学習状況調査」の結果を踏まえ,全職員共通理解のもと,分析を行い,課題を洗い出し,方策を講じるための研修を充実させ,学力の向上を図っていく。
保護者並びに生徒の評価結果を見ると,全般的に概ね良好な評価を得ることができた。
しかしながら,生徒評価の中に,前期よりも後期の評価結果が下回っている項目が見られた。再度,教育活動を見直し,保護者の期待に添えられるようにしたい。
2 情報モラルを含めたICT活用の推進 ICTの活用に関しては,生徒の実態や学習効果を踏まえたうえで,ICT機器を活用していけるよう,効果的な使用方法等の共有化を推進していく。
スマートフォン等の利用による「情報トラブル」に巻き込まれることがないよう,「情報モラル」に関する指導をさらに推進する必要がある。
3 生徒指導,教育相談体制の充実 生徒一人一人の実態に応じた指導を行うために,生徒指導や教育相談(支援)に係る情報について一層の共有化を図り,チームとして,学年・学校の組織力を生かし,連携のとれた機動性のある生徒指導,教育相談体制の充実を図る。
これらの点を踏まえて,次年度では,日々の教育活動と学校教育目標との具体的なつながりを再確認し,学校教育目標の実現に向け,全職員で取り組んでいく所存である。