朝夕の冷え込みが厳しい時季 怪我に気を付けて
朝夕の冷え込みが,厳しい時季を迎えています。寒い時季の通学は,暑い時季と同様に大変さが伴
います。
袖の中に手を入れたまま,自転車のハンドルを握っている人は,いませんか?
家を出る時間が遅くなり,始業時刻ギリギリで登校している人は,いませんか?
道路を前の人が渡ったからと,左右を確認せずに,後に付いて道を渡っている人は,いませんか?
12月に入りました。旧暦では12月を「師走(しわす)」と呼びます。
なぜ,「師走」と呼ぶのでしょうか。
そのもっとも有名な説として挙げられるのが,「昔,師匠である僧侶が,お経をあげるために東奔
西走した月だから」というものです。馬を走らせ,せわしく駆け回る慌ただしい月ということです。
今風に例えるなら,急いでいる自動車が,たくさん行き交う月ということです。
世の中が,せわしくなるときだからこそ,交通安全には,より気を付けなければなりません。
登下校時はもちろんですが,部活動での朝練習,放課後練習でも同様です。
「いきなり」とか「慌てて」というのは,怪我のもとです。特に,寒い時季は,体が思うように動
きませんし,動かせません。
ウォーミング・アップをしっかりと行うなどして体を温め,準備を怠らず,怪我の予防・防止に努
めていきましょう。